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災害と支援について
2016/03/16
災害時の支援活動でも、支援者の考え、被災者の考えは様々です。
結論が出ていなくても、復旧や復興は進めなければなりません。
その時々で判断し前に進んでいます。
支援はもう必要ない。
まだまだ支援は必要だ。
その理由も様々です。
今、被災地では様々な問題があります。
南三陸町歌津の伊里前に限定した問題としては、
本設の商店街は、2017年3月に完成予定です。
問題点1、有名になったフラッグの掲揚を続けるか?
単純に続ければ良いと思われる方もいらっしゃると思いますが、継続するためにはそれを管理する人材が必要です。
問題点2、ホームページなどの更新を続けるか?
継続するための費用を誰が負担するか?
将来それに携わる人材はいるのか?
問題点3、インターネット通販をするのか?
現在、一部の商店がボランティアの力を借りてネット注文を受けています。
問題点4、賑わいを取りもどし更に発展できるか?
世代交代で更に賑わう地域にできるか?
一部の問題点を取り上げてみました。
震災から5年目が過ぎましたが、支援活動の継続の難しさを実感しています。
そしてこれらの問題は、日本全国どこでも発生する可能性があることは否定できないでしょう。
何人かの協力を得て小さなグループになった「象さんグループ」はできる支援を継続していきたいと思っていますが、厳しい現実に直面しています。
ここにも二つの選択肢があります。
地元からは、
「将来にわたってこの地域で活動を続けるのか?どのような形で継続するのか?」
という声と、
「いつまで続けるのか?辞める時はどうなるのか?」
という声を聞くようになりました。
支援活動はもういらないという人々がいて、
一緒に町おこしを継続して欲しいという人々がいます。
現実問題としてどちらかを選択し、前に進んでいかなければなりません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に、5年かけて見えてきた幾つかの成果をこの地域に根付かせるために今後も小さな支援を継続していきたいと考えています。
これらの取り組みを継続するために助けてくださる方を探しています。
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