
入学式・卒業式に紬はOK?1 | |
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いよいよ入卒のシーズンになりました。 お母さん方がいちばん着物をお召しになるシーズンですね。
毎年この時期になると物議をかもす(?)、「子供の入学式や卒業式に紬(or大島紬)を着ていいのか?」というテーマについて書きたいと思います。
「呉服屋さんに紬でもいいと言われたのに・・・」 「紬を着てもいいって聞いたことがあるけど、あれは紬の訪問着のことだったのかしら?」
毎年こんな声を目に耳にするのですが、ご存知の通り紬は普段着です。 大島紬のように高価で手の込んだものでも、あくまで普段着です。
そう言い切ってしまうとミもフタもないのですが、ではどうして呉服屋さんやきものに詳しいお友達が「紬でもいいんですよ」と言ったのでしょう。
安心してください。 それぞれに、それなりの理由があるんですよ。
・入学式や卒業式にきものを着るお母さんが少ないので、訪問着や付け下げでは仰々しくなってしまうと躊躇される方が多い。 →では少しドレスダウンして、紬でもいいのでは →民族衣裳で参加すると思って、紬でもいいのでは
・お子さんの入学式や卒業式にお母さまや身内の方から譲られたきものを着て出席することは、みんなでお子さんの成長を見守ることになる。
・その紬が最も自分らしく、一番気に入っているものなら、お子さんの晴れの日に着てもいいではないか。
というようなところでしょうか。
なんとなく納得がいった、じゃあ私も紬を着るわと思われた方、もうちょっとお付き合いくださいね。
呉服屋さんやきもの通の方がおっしゃるだけあって、それぞれに説得力があるように思われます。 でも私はきもの屋の人間として「こういう考えもありますから、それでご納得されるのでしたらぜひお召しになってください」」とは言えません。
きもの屋はお客様がきものを着て満足していただくところまで責任があると思っています。 その方が「呉服屋さんが着ていいって言ったんだから、誰に何と言われても気にしないわ」と思われるかどうか、ひょっとしたら「呉服屋さんはいいって言ったけど、卒園式に紬?という目で見られたような気がするわ」ということになるか、そこまで考えなければと思うのです。
個人的にこう思います、以前他のお客様がお召しになられてご満足なさっていました、ではなくて、その方がどう感じるかがこのテーマの核ではないでしょうか。
06年03月23日
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