
柄足袋を作るには 2 | |
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数年前なら柄足袋を作ったり、販売している会社も少なかったので、それなりに元がとれる商品になったかもしれません。
でも今はどちらかといえば供給過剰・・・?
売れると思ってデザインのあまり良くないものや柄の良くないものもだいぶ出たようにも思います。 (仕入先でそうした柄足袋の山を見かけることも・・・)
他にはないデザインと思っていても似たようなものが現われて、採算が取れないために質が落ちて・・・・ということもあるようです。
「柄足袋しか履かない」という方もいらっしゃると思いますが、一方で「足袋はだんぜん白足袋。私は柄足袋など受け付けない」という方もいらっしゃるでしょう。 アンティーク調の柄がわーっと、というデザインがほとんどだったから、というのも理由の一つではないでしょうか。 またそういうのが売れたんですね。
そうした細かくガラガラ(柄がいっぱい)したものがたくさん作られるのにはもう一つ理由があって、裁断して縫製した時に個体差が出てしまうんです。 花の色が3色あったとしましょう。 大きさも違ったとしましょう。 出来上がりの印象が全く同じというわけにはいきません。
そこでできるだけ柄の細かいもの、色数・柄の種類が少ないものということで小紋柄の足袋がよく作られたわけです。 (他にレースや細かい柄の洋服生地、手ぬぐいのような小紋柄など、見かけませんか?)
それから"デザインの良さ"というものは(着るものに関して言えば)着た時に、他のものと組み合わせた時に美しいものでなければ、と思っているのですが・・・ 半衿もしかりですが、足袋もきものに合わせて美しい色柄と、商品として置いてある時に見栄えの色柄とは少し違うかもしれません。
サイズの問題があるので売れ残りが出ないように無難な色柄になる、商品として単体で見た時にかわいいものである必要があるから、デザインもそういうものになっていく。
そういう流れも多少なりともあるのではないでしょうか。
06年04月30日
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