
大手が倒産!(1) | |
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今年の呉服業界のニュースといえば、大手が2社倒産したことでしょうか。 ご存知の通り、無理なローンを組ませた強引な過料販売が原因、といわれています。
新聞で取り上げられることも多かったですし、呉服屋さんや着物好きの方のブログでもこの件に言及されているのをよく見かけました。
私も着物の仕事に携わっていますが「自分のところではそういう販売はしていないし、無関係だからといって(だからこそ)好きに批判して良いわけではない。着物を楽しみたいと思っている方にわざわざそうした話題を振りまくのもどうか」と思い、今まで触れずにきました。
ですがこの件に関して書かれた記事などを見たり、その後の呉服業界や信販会社がどう変わったかを考えると疑問を感じる点が多々あり、着物の仕事に関わる人間としてこのまま何も触れずにいるのはどうだろう。今後業界が良い方向に変わっていくために何もしないことになるのではと思いました。
仕入先で「通常はローンを組めないような年齢の人に無理にローンを組ませたり、上限金額を超えてもさらにローンを組ませたりしているところもあるようだ」 「若いニイチャンを雇ってバスで旅行させて販売会なんてところもある」「そういうのはおかしい、そんな商売が続くだろうか」というような話を聞くようになり、業界内でそんな話が出るということはもう相当ヤバイのだろうなと思っていました。
でも、考えてみてください。 ローンを組んだのは、承認したのはそうした契約を通すのが専門の悪徳業者だったでしょうか。 たいていは普通の信販会社ではないですか。
なぜかそのことに触れる人は少ないです。 耐震偽装が明るみに出た時、「大手建設会社に強要され、生活が成り立たなくなるので仕方なく」と下請けの悲哀を装った人がいました。 呉服業者が明らかに通せないような契約を持ち込んだ時に、断ることができなかったのでしょうか。 それとも断らなかったのでしょうか。
「無理なローンを組ませる会社があって消費者が弁護士に相談し、新聞で取り上げられることが多くなったから」という理由でクレジット契約は厳しくなったようです。 聞けば「そんなことまで!」というような制限も新しくできたようです。
ところがそんな制約も大手とそうでないところでは全く厳しさが違うようです。 「○○さんは大手だからそんなことはしていないでしょう、△△さんは個人商店ですから○○書も後で必ず提出してください」といったかなりバックリとした対応なのだそうです。
果たしてこれは、抑止効果になるのでしょうか。 反省があるのでしょうか。
06年10月04日
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