白足袋の話1 | |
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最近は白足袋・白半衿でないと落ち着かなくなってきました。
ひところは柄足袋・柄半衿の物珍しさからたくさん集めてしまいましたが、今や「白足袋・白半衿じゃつまんない」という世間様の呪縛などおかまいなし。
どうも自分にも、自分の着物にも柄半衿や柄足袋は似合わないような気がするのです。 (もちろんデザインにもよるのですが)
ドンピシャのコーディネートであれば時々は柄足袋や別珍足袋、刺繍半衿も使いますが、「白じゃおもしろくないから何か」という理由で柄物を使おうという気はさらさらないのです。
白の半衿だとさすがに地味すぎる着物、白より色半衿が似合う着物の時は「うん、絶対これ」と思う半衿を使っていましたが、最近は 「半衿を工夫しないと似合わない着物をわざわざ着る必要があるのか?」 という思いも。
「白は礼装用なんだから普段の着物には色モノ・柄モノを使いたい、いや使わなければ」というお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、以前は礼装用の白半衿と普段用の白半衿があったのですよ。
そもそもなぜかこの2.3年、袖を通した(通したいと思った)着物は1,2枚をのぞけばすべて白半衿が一番似合う、と思うもの。 その代わり白でも地紋や素材にこだわったりしますが、「理解できない。柄もののほうが絶対楽しい」という方もいらっしゃるでしょう。
先日インターネットで脳神経外科医の福島孝徳さんの記事を見たところ、白足袋のお話がありました。
【やばいぞ日本】第5部 再生への処方箋(12)世界に500人 「神の手」待つ (リンク先が削除されてしまったらごめんなさい。)
TV番組などでも紹介されている方なので、ご存知の方も多いかもしれません。 (患者さんの体力を最小限にするための「鍵穴手術」を開発、「神の手」を持つ、帰国時は日に3.4件の手術をするなどといった番組をご覧になったこと、ないでしょうか)
福島さんの関わる手術は患者さんが元気になれるかどうかを賭けたもので、失敗すればまひが残るかもしれないもの。 その手術の時に特注品の白足袋を履いているのだそうです。
手術中は両手だけでなく足で顕微鏡のズームなどを操作しているそうで、そのための機能性だけでなく、心を引き締めるためでもあるのだとか。
そしてこの方、なんとお父様が明治神宮の宮司さんなんだそうです。 納得です。
(次へ続きます)
08年04月22日
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