季節感のある着こなし 3 | |
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ハンカチや風呂敷など、桜のデザインで知られる宇野千代さんのきものは、ご存知の通りさくら尽くしです。
振袖はやはり成人式に着るのが主目的になっていますが、これも桜のオンパレードです。 (牡丹や菊も多いですね。ちなみに近年アンティークの影響で薬玉の柄が作られるようになりました。)
夏もののきもの(絽や絹芭蕉)でもさくらの柄を時々見かけますが、「夏場の桜はさすがに抵抗がある」という方もやはりいらっしゃいます。 その気持ちはわかりますが、浴衣にも意外に桜の柄は多く、某老舗でも菊の柄の素敵な浴衣を作っているのを見ると、賛成しづらくなってきました。 ・・・今後も夏きものに南天や福寿草などは描かれないことを祈ります。
「桜の柄のきものを着ると、海外の人はとても喜ぶ」といいますが、その方のお国の花なども喜ばれますよ。 カリフォルニア在住のご夫婦を接客したことがあります。 ダンナさまが向こうの方で、奥さまが日本の方でした。
ぶどうと蔦(ツタ)の柄の帯を見せたところ、ご主人が「これはカリフォルニアのぶどう畑のようだ!」といたく感激されていました。 その帯をお買い上げいただき、お帰りに「ぜひカリフォルニアに遊びに来てください。ぶどう畑にご案内しますよ」と言ってくださいました。
奥さまがカリフォルニアであの帯を締めるのを、私も見たかったなと思います。05年05月15日
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