津波警報が出て
津波警報が出て被災地の方々は冷静でした。
声をかけ合い高台へ避難しました。
町の消防団は速やかに海の見える高台に移動して状況を見守っていました。
直ぐに、以前避難所だった中学校は体育館を解放しました。
体育館にはマットレス、大型の暖房器具、お茶、毛布などが用意されました。
低地の国道が通行止になったので帰れない人もいます。
持っているお菓子を分け合いました。
東日本大震災の時に冷静に小さい子の面倒を見た中学生は今回も小さな子や大人達を気遣った行動をとりました。
昨年の津波を思い出したのか泣いた女の子がいましたが避難して直ぐに落ち着きました。
安全な場所で海を見つめる人もいました。
警報が解除されてささやかな反省の井戸端会議がありました。
「一回逃げたら警報が解除されるまで絶対に戻らない。」
「逃げる時の車は前持って決めておく。」
「いつも周囲にいる人が近くに居るか確認」
お互いの安全を確認して皆家路につきました。