支援の一例をご紹介します。

ブログ   草加市の皆さん   2013/07/15

震災三年目の南三陸町は、多くのボランティアの皆様に支えられて復興して来ました。

様々な支援活動のある中で、個人的に素晴らしいと思う活動をご紹介させて頂ます。

ここでご紹介させていただく皆様は、誰の為の支援なのかを理解し、出過ぎる事も無く、素晴らしい実績を積み重ねてくださいました。

「南三陸かわら板 第4号」が、支援の在り方の参考になれば幸いです。

*個人名は伏せさせて頂きました。
*許可を頂いて転載しています。



【南三陸かわら板 第4号】 復興、始まる

草加稲門会員のみなさまへ
                  ○○ ○○

暑い日が続き、健康には注意したい毎日です。
いろんなことがありすぎて、
前回の第3号からしばらく時間がたってしまい申し訳ございません。

今日も、南三陸のホットな情報をお伝えします。


■市街地の着工・夏祭り・夢花火で、いよいよ復興本格化へ

去る6月25日に、南三陸町佐藤町長による定例の記者会見があり、
復興計画の進展に関する発表がありました。
それによりますと、
仮設商店街(南三陸さんさん商店街)と何件かの仮設店舗ぐらいしか建物がない志津川の市街地で、
7月25日に開発着手の着工式が行われるとのことです。
これまでは、高台への住居移転のため、仮設住宅に代わる常設住宅の建設が既に始まっていました
(まだ土地の造成ぐらいですが)が、中心市街地への常設物の着工は皆無でした。
津波に全て奪われた南三陸町にとって、まちの中心部に手をつけるというこの意義は
とてつもなく大きいものです。

−復興、始まる−  
平成25年7月25日は、南三陸町の歴史に残る日となることでしょう。

奇しくも、
7月27日(土)の夜は、「志津川湾夏祭り福興市」と「南三陸夢メッセージ花火大会」が
中心市街地跡の南三陸さんさん商店街で盛大に開催されます。
それぞれの持ち場でこれまで頑張ってきた町民のみなさん。
この夜は大いに楽しんで、元気を充電していただき、
良いまちをつくっていってほしいと願っています。

この夏祭りと花火大会は、
町民だけでなく、どなたでもお楽しみいただけます。
草加稲門会員のみなさまで、
ご家族での夏の旅行先を決めかねている方がいらっしゃいましたら、
「旅行で訪問することも立派な復興支援」ですから、ぜひ足をお運びいただけたらと思います。
南三陸町は、漁業と観光のまちです。

夏祭り、花火大会、宿泊先などの情報が満載の、南三陸町観光協会のホームページをご覧下さい。
http://www.m-kankou.jp/


■モアイ+キラキラ丼で、まちおこし

去る平成25年4月1日に始まった「仙台・宮城ディスティネーション(観光)キャンペーン」が
6月30日に幕を閉じました。
その間、南越谷駅、北千住駅、上野駅など、最寄りのJR駅には、
宮城県の有名観光地に混ざって、南三陸の「歌津つつじ」「キラキラ丼」などのポスターが貼られていました。
吉永小百合が出演している「大人の休日倶楽部」のテレビCMでは、
南三陸志津川の海と南三陸さんさん商店街が収録され、駅貼りポスターも貼られていました。

ディスティネーションキャンペーン期間中の訪町者数が前年比54%増に上り、
「南三陸の自然や食べ物、人の魅力を全国へアピールできました。
これをきっかけに更なる観光業促進に努めて参ります。」とは前述の町長のコメントです。

町では、旬の海鮮ものが山盛りの「キラキラ丼」が大人気です。
お昼時には各お店に列が伸び、売り切れ御免のうれしい悲鳴も。

おみやげには、
漁師の命・大漁旗を使ったハンチングやストラップ、
かわいいタコの文鎮「置くと合格(オクトパス)」、
伝統の切り絵「きりこ」をデザインしたTシャツやタンブラーなどの
南三陸オリジナルグッズに加え、
及川さんの大臣賞受賞かまぼこ「リアスの秘伝」、千葉のり店さんの「さらっと塩のり」、
パティスリーくりこさんの「絆ロール」、ヤマウチさんの「真だこ」「いくら醤油漬」、
歌津伊里前福幸商店街マルアラさんの「たこわさ」(一番のオススメです)・・・・・・。
隠れた逸品が目白押し!(挙げ出したら、きりがないぐらい。)
実は「買い物も楽しい南三陸」なんです。

そんな中で、この春本場チリのイースター島からやってきた「モアイ」にあやかり、
今後モアイグッズを次々世に出していく計画があります。
既に、ストラップ、コースター、あめなどがありますが、
今後びっくりするようなモノが出てきそうな気配があります。
なお、巨大なモアイ像は、南三陸さんさん商店街のすぐ隣に立ち、
南三陸町の観光名所となっています。

復興には、雇用の場づくりがかかせません。
収入がなければ、人はふるさとを捨てて出て行かなければならなくなるからです。
残念ながら、雇用の場はまだまだ足りません。
ふるさとは好きで帰りたいけど、働く場がない。(働く人も足りない。)
多くの町民が遠く離れたままであり、その半分の方が帰るつもりがないことも事実です。
せめて南三陸の物を買うことで、ささやかながら現地の雇用に貢献していきたいものですね。


■情報はどこから

ある先輩から、真顔で聞かれたことがあります。
「○○さんは、どうして南三陸町の情報をたくさん持っているのですか?」と。
頻繁に、南三陸ゆかりの方たちのホームページへアクセスしたり、「南三陸」や「歌津」の
キーワード検索をしているせいもありますが、他にも重宝しているものがあります。
それは、「ツイッターの活用」です。

ネットでホームページを検索することは、
こちらからその意思を持ってアクセスしていかないと情報はとれませんが、ツイッターは違います。
たくさんの方とつながりを持てば、情報が勝手に入ってきます。
これで歌津のイベント情報などが結構手に入ります。
○○ ○○の実名でツイッター公開して、草加稲門会の宣伝もしていますので、よろしければアクセスしてみてください。



■やっぱり この秋、魅力がいっぱいの南三陸へ一度は行こう

「南三陸ともっとつながろうツアー」の参加者を募集しています。
締め切り日まで、あと2週間を切りました。

このかわら板でお伝えしている世界は、「見て」「触れて」みなければわかりません。
南三陸の数々の物語をつくっている、輝き人との「交流」が魅力の旅です。
参加費5万円が高いか安いかですが、
他のツアーでは、ここまでの魅力を味わえませんとはっきり申し上げられます。
人気のキラキラ丼、海観光、海を望む露天風呂入浴も料金に含まれています。
ご家族でのお申し込みも可能です。

お申し込みは■月■■日(金)まで!
もしくは定員の30名に達し次第締め切らせていただきます。

ご不明な点などございましたら、
このメールへの返信、もしくは私の携帯まで、何なりとお申し付け下さい。


歌津支援センター 象

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