iPadがフラッシュをサポートしなかった本当の理由。
もしフラッシュ対応のiPadがあったら私たちはどんな使い方をしていたでしょうか?
そう考えた時、答えが見えました。
フラッシュ動画を見る事ができた場合無料動画サイトへ行くでしょう。
そこには不正にアップロードされた動画が大量に出回っています。
日本で公開前の映画を見つける事もあります。
iPadでそれらの動画を見る事ができたら映画レンタルは成立しません。
iPadがフラッシュ未対応の理由は不正にアップロードされた動画をユーザーが見る事が出来ないようにするためだったのです。
フラッシュ対応のAndroid(アンドロイド)タブレットユーザーが映画をレンタルするとは思えません。
この一年、アップルはフラッシュ未対応の本当の理由をコメントする事はありませんでした。
でも、いつの間にか映画のレンタルが始まっています。
iPadユーザーは映画を購入するか、レンタルしないと見る事が出来ません。
利益の一部はアップルに流れますが、映画制作会社はレンタル料金の回収が出来るようになりました。
Mac OSもフラッシュは自分でインストールして初めて使える設定に変更されています。
アップルが『フラッシュが不正動画の温床になっている』と正式声明を出す事は無いでしょうが、フラッシュの普及で著作権管理が難しくなっている事も事実です。