「オペレーション・パソコン」について
パソコン支援 オペレーション・パソコン 2011/10/03
創造工房の支援は、一台のネットブックと一台のモバイルルーターを歌津中学校避難所に居た方への個人支援から始まりました。
歌津中学校避難所の様子を全国の方に知ってもらう事が目的でした。
南三陸町歌津中学校へパソコンを送る準備が完了
4月に歌津中学校避難所を訪問した時に、津波でパソコンを流された大勢の方がパソコンを必要としていることがわかりました。
被災地へパソコンを 〜 譲ってください
呼びかけに応じてデスクトップパソコンを寄贈していただきました。
その時のパソコンは現在仮設住宅で活躍しています。
Y.M 様より提供して頂いたPC
この頃から避難所を訪問するたびにパソコンの使い方から声がかかり不具合の解消のお手伝いやウィルス対策ソフトのインストールのお手伝いが始まりました。
避難所ではドコモ提供のインターネット環境がありましたが、仮設住宅や自宅避難者の方々はインターネットの環境がありませんでした。
電話回線も復旧していません。
そこでホームページやTwitterで呼びかけました。
「個人支援の底力を見せよう被災地にモバイルルーターを」プロジェクト
ご協力頂いた皆様ありがとうございました。
その後パソコン支援の輪が広がり現在に至っています。
被災地と仮設住宅ではインターネット環境の整備が遅れている事とインターネットをやりたくてもお金が払えない為に我慢をしている人が多い事が判りました。
「仮説住宅にフリースポットを作ろう」プロジェクト
ハローワークで開催される無料パソコン教室へ応募した被災者の方々の多くが審査を通らなかったため「パソコン教室」が必要になってきました。
パソコンの支援、ネット環境の支援、パソコン教室は同じ流れの中で発生したものです。
地元の方々がパソコンを手に入れてインターネット環境が整備され使い方を覚えるメリットをご紹介します。
◎毎日メールチェックが出来てエクセル等を使えて地域の取りまとめが出来る方が増えると大手からの支援物資がスムーズに届く様になります。
◎仮設店舗等でパソコンが活躍します。
◎ネットショップ等を自力で運営出来る様になります。
◎ブログやホームページで自分たちの力で情報発信が出来る様になります。
◎子供達の勉強に役立ちます。
被災地の方々が完全に自立するにはもうしばらく時間がかかると思います。
パソコン教室では最初は東京や仙台にお住まいの先生で始めますが現地の先生を育てる事で地域の方だけで完結出来るように計画を進めたいと考えています。
様々な形で参加して頂ける方を継続して募集しています。
(パソコンの先生希望の方の交通費等の支援も歓迎します。)
お問い合せはこちらからminamisanriku@studio-elephant.com
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