冬の南三陸町を車で走る豆知識 (1)

ブログ   車と運転   2012/01/25

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車で寒い地方へ出かける前の準備
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◆スタッドレスタイヤ
絶対に必要です。
ノーマルタイヤの方は申し訳ありませんが春になってから南三陸町へおいで下さい。

◆オイル
冬用オイルに交換する事をお勧めします。

◆タイヤの空気圧
高速道路等を利用して移動する方で高めの空気圧を設定している方は、
標準空気圧に設定してください。
一般道で高圧のタイヤは設置面積が少なくなるため危険です。

◆ウォッシャー液
冬用のウォッシャー液をお使いください。
日中でも氷点下になる場合があります。
普通の水を入れておくと凍ります。

◆冷却水
夜は氷点下になります。
日中でも0度以下の場合があります。
野外で長時間駐車した場合冷却水が凍る事があります。

◆バッテリー
雪国でなくてもバッテリーは大切です。

◆手袋
運転用とタイヤ交換等が発生した場合に使う厚手の手袋を用意してください。

◇チェーン
必須では有りませんが身動き出来なくなった場合の脱出用に準備しておくと安心です。

自分でチェックするのが面倒な方は、ガソリンスタンドで準備とチェックをしましょう。

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運転で気をつける事
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道路全体が真っ白な直線のアイスバーンではアクセルを踏むとどんどんスピードが上がります。

直線道路では普通の乾燥した道路と同じように感じる場合もあります。

ブレーキも普通に効いていると感じさせてしまう所が実はとても怖いのです。

アンチ・ロック・ブレーキシステムが装備されている車は、

普通にブレーキを踏み込んでも滑りを感じないで止まる事が出来ます。

では、その様な安全装置が付いた車なら普通に走って良いのかというと、それが危険なのです。

車はあなたの運転する一台だけではありません。

アンチ・ロック・ブレーキシステムの無い車、
ノーマルタイヤの車、
運転が未熟な人の車、
高齢者が運転する車等
様々な車が走っています。

あなたの車と同じタイミングでブレーキを踏んでも止まれない車が後ろを走っているかもしれません。

あなたの前を走っている車がスリップするかもしれません。

雪道ではセンターラインが消えるので正面衝突の危険性もあります。

あなたが交通法規を守っているかどうかは関係ありません。

事故を回避する為の予防措置を取っておきましょう。

◆スピードを落としましょう。

平地のアイスバーンでは40キロまでと考えてください。
山道ではさらに10キロスピードを落としてください。
それ以上のスピードを出す場合は前後に車が居ない事、
又は前後の車の車間距離が十分にあるか確認してください。

◆車間距離は長めにしましょう。

後続車との車間距離に不安を感じたらスピードを落としてください。
運転手さんの中には、早く行けと言わんばかりに車間距離をつめて来る場合があります。
運転する人の性格だったり、一時的に急いでいて冷静さを失っている方かもしれません。
スピードを緩めて広い場所で譲る事で追突される危険を回避出来ます。

同じ様な理由で前方の車との距離を短くすると前を走る車にプレッシャーを与えることになりとても危険です。
実際に前の車が急に止まった場合追突します。

◆ブレーキを踏まない運転に心がけましょう。

アイスバーンの急ブレーキは危険です。
「ぐっ」と踏み込む様な動作で滑ります。
四輪駆動でもブレーキ性能は二輪駆動と同じです。
エンジンブレーキを併用する事と、優しいブレーキングが基本です。

信号で停止する場合等でもブレーキを踏む前に十分スピードを落とし、
ブレーキもやさしく踏んで下さい。
イメージとしては新幹線が発車や停車時の動きを想像してください。
新幹線は最大速度は200キロを超えますが、
停車前に十分に速度を落とし最後はスーッと止まります。

◆カーブに入る前にエンジンブレーキや軽いブレーキでスピードを落としてください。

カーブに入ってからのプレーキングは危険です。
簡単にスピンします。

◆ウォッシャー液を使う場合の注意
氷点下で冷えた前面ガラスに水を吹き付けると一瞬で凍りつきます。
前が見えなくなって危険です。
ガラスが暖かくなるまでは、ウォッシャーを使わないでください。

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冬の道路の危険性を知った上で安全に南三陸町へお出かけください。

ブログ   車と運転   2012/01/25