全国の歌津伊里前福幸商店街サポーターの皆さんへ
全国の皆さんの応援で元気な伊里前福幸商店街と歌津地区をサポートさせて頂いている歌津支援センターからのレポートです。
御陰さまでいつも元気な商店街です。
世界でも例のないフラッグで絆の見える商店街を誕生させるのにご協力いただいたスポーツファンの皆さん、仮設商店街でおそらく唯一のウォシュレットのある商店街を盛り上げて頂いた町内外の皆さん、個人やグルーブ、団体で観光やボランティアで訪問してくれる皆さん、書ききれない多くの皆さんの支援活動やご好意で伊里前福幸商店街は元気に年中無休で走り続けています。
色あざやななフラッグは国道を通る方々を呼び込んで商店街の活性化に役立っています。
ウォシュレットのおかげで、トイレ休憩の観光バスが増えました。
テントやテーブルは、バスの待合室、子供達の集う場所、食事休憩の場所として活躍しています。
訪問客の皆さんに映像を見て頂く為にテレビが役立っています。
過去のご支援のその後
2011年に、個人の方や団体様のご協力を頂き、歌津地区に「商売を再開する予定でパソコンを津波で流された方」に150台を超えるパソコンとプリンターを支援させて頂きました。
当時の最新型の新品パソコンも提供していただきましたが、殆どが商売再開後新品を買っていただく為の中古品でした。
1年から2年使えれば被災地の状況が変わるという判断でした。
中企業以上の方々は、自力で新品のパソコンを購入することができるようになりました。
でも多くの商店は個人事業主や数人の従業員で、津波でローンが残った方々もいます。
ローンの残った方々は、返済を優先するので中古パソコンを大切に使い続けています。
伊里前福幸商店街でも資料作成用の事務用パソコンは寄贈して頂いた中古のWinidowsXPでした。
壊れてしまったので個人所有の中古パソコンを商店街の資料作成に使っています。
最近目立って来た問題
パソコンに詳しい方は容易に想像出来ると思いますが、地図データをメモリの少ないパソコンで読み込んで警備員の配置図などを作ると作業時間の殆どが読み込みや書き出しの処理時間に取られます。
配置マークを移動するだけで砂時計が出て作業が出来なくなります。
お祭りなどのイベント時には大量の資料を関係期間へ提出します。
行政に提出する書類は指導を受け何回も書き直しをします。
書き直しの回数は10回〜20回になる事もあります。
歌津支援センターも画像加工等の資料作成のサポートをしていますが繁忙時期には深夜まで作業をしなければならないのが実情です。
公共性の高い伊里前福幸商店街は、歌津地区の神社のお祭り等では関係者が高齢でパソコンが使えないので商店街の誰かが作成しています。
町の行政機関から送られて来る資料は新しいオフィスで作成されていて商店街内のパソコンで読めないという問題も起きています。
オフィス2008がインストールされている歌津支援センターのパソコンに、商店街向けの資料を送ってもらい印刷して皆さんに配布しています。
ソフトウエアを新しくしてもインストールするパソコンの能力が低いとマトモに動きません。
被災地の公共機関へ中古パソコンが100台以上寄贈されたが、現場では使い物にならなくて困っているという話しも伝わって来ました。
解決への取り組み
商店街定例会議でもパソコン購入の話し合いが行なわれましたが、町からの補助金の使い道は限定されパソコン購入に当てる事が出来ない事、共益費は本設の商店街が出来るときのプレハブの撤去費の使わなければいけない事、等からパソコン予算の捻出が難しい現状です。
本来なら自力で必要な物を揃えたいという伊里前福幸商店街一同の気持ちを尊重した上で、被災地が抱える問題を皆さんにお伝えしました。
解決にご協力をお願いします。
画像加工でストレスの無い能力のパソコンを購入する為に、ご協力頂ける企業・個人の皆さん、是非ご検討下さい。
商店街事務局で購入するパソコンは、次の理由からMacintoshを予定しています。
1)南三陸町の若い世代のMacintoshの所有率が高いので次の世代への架け橋になる。
2)処理能力が高い。
3)仮想マシンでサポートの終わったWindowsXP専用ソフトを使う事が出来る。
4)スキルが必要になりますがiOSのアプリとAndroidのアプリを開発出来るので将来に繋がる。
商店街では、Macintoshを一台から二台とオフィスや画像加工ソフトウエアの購入を予定しています。
お問い合せ先
メールでのお問い合せ
電話でのお問い合せ
伊里前福幸商店街 0226-36-2235(木曜日は電話番不在です。)
又は歌津支援センター 050-5516-0015(無休)
お申し込み締め切り 2013年9月10日迄
※状況はこのページに追記致します。