MacBookシリーズの進化はMacBook Airから始まる。

快適パソコン生活   MacBook   2011/03/02

2008年1月にデビューしたMacBook Airは衝撃的でした。
すっきりしたアルミボディのデザインと1.4キロの重量です。

デザインの美しさに惹かれた人たちがアップルストアに走りました。
私もその一人・・・

使い始めていろいろな不満がネットに現れる様になり2010年のMacBook Airではいくつかの改良が行われました。

ポケット式の接続端子がむき出しになった。
USB端子が2個になった。
SDカードスロットが追加された。
SSDモデルだけになった。
USBソフトウェア再インストール用ドライブ

初代MacBook Airの不満が解消されています。
でも、新MacBook Airではバックライトキーボードが無くなりました。
何故だろうと考えた時にアップルの考えが少し見えました。
どうやらMacBook Airで先進的なアイデアを実行してユーザーの反応を見ているようです。
その反応がMacBookシリーズの進化に生かされているようです。

◆初代MacBook Airでハードディスクモデルを選んだ人が不満を持った。
ディスク容量に不満があった。

◆新MacBook Pro 2011で店頭販売モデルが全てハードディスクモデルだった。
価格を据え置く為に250ギガのSSDをエントリーモデルに採用する事は出来ない。
全てのMacBook ProがSSDになるのはまだ先

◆初代MacBook AirでUSB端子を一個にした。

USB端子は最低でも2個必要
新Air / 新Proは2個のUSB端子を採用。ユーザーがUSBを必要としなくなるのはまだ先と判断。

◆新MacBook AirでUSBソフトウェア再インストール用ドライブを採用した。

ユーザーの反応が良ければMacBook Proでも採用。

◆新MacBook Airでバックライトキーボードを採用しなかった。

ユーザーの反応を見てMacBook Proでもそうなる可能性あり。

◆新MacBook Air 11インチの発売

13インチ以下のMacBook Proを作るかどうかの判断材料。

◆新MacBook Air 13インチで解像度をアップした。

次の13インチMacBook Proで高解像度を採用するかどうかの判断のため。

◆新MacBook Pro 11インチのキーボードの一部を小さくした。

次の13インチ以下のMacBook Proで採用するキーボードの参考にする。

◆新MacBook Air 11インチで16対9のアスペクト比を採用

今後のMacBook Proで16対9を採用するかの判断のため。

◆新MacBook Air 11インチに64ギガSSDモデルを用意した。

タイムカプセル等を使った容量節約とクラウド化の時代がいつごろになるかの判断。
(工房の仲間はタイムカプセル+64ギガで使っています。つまり人柱。)

勝手な思い込みかもせれませんが、MacBookシリーズの満足度を高めるためにAirのユーザーは人柱になっている・・・

担当 人柱

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